anthy.dic の覚書

公開 : 2008/11/18 © 平頭通

正字正かな用システム辞書"anthy.dic" の覚書です。簡略表現の箇条書きで書きますので、此処の内容は基本的に判り辛いです。"anthy" は「アンシー」と読みます。

Ne_37390.lzh、(anthy.dic 5.7Mbyte) 取敢へずの叩き臺。キーはanthy

本家プロジェクト

Anthy の辞書に就いて

先づ、公開されてゐる点が一つ、Windows でもUNIX でも使へるので汎用性が高いのが一つ、従来のユーザ辞書改変に依る正字正かな辞書作成の場合に比し、高能率な正字正かなのかな漢字変換が可能と判断した。

システム辞書
C:\Program Files\WinAnthy\anthy.dic
ユーザ辞書
C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\WinAnthy\.anthy\private_words_default

圧縮ファイルの名称

seikanadic001
正かな辞書001、最後の数字三桁がヴァージョン

進捗状況(TO DO)

  1. ハ行上一段活用(生・強・誣) 登録済
  2. ダ行上一段活用(閉・綴・怖) 登録済
  3. ワ行上一段活用(居・用・率) 登録済
  4. ワ行下一段活用(植・飢・餓・据) 登録済
  5. 言ふ・思ふの活用含めて登録済    ←今ここ
  6. 意思推量のう
  7. 連用形の音便
  8. ハ行下一段活用の充実
  9. ハ行四段活用の充実
  10. 正字の語彙の充実(略字は残す)
  11. 大和言葉や和語等、国語仮名遣の充実

字音仮名遣に就いては、現状搭載は見込まず。単漢字のみ入れてみようか否か。

意思推量のう

「行かう」とか「祝はう」とか、四段動詞の未然形に繋がる「う」の事。

連用形の音便

「切つた」とか「張つた」とか「行つた」とか「立つた」とか、促音の「つ」に変化する仮名の事。

辞書登録に就いて

登録内容は、変換前の文字列は小さい「っ ゃ ゅ ょ ゎ」等を多用する。

此等は変換の結果、漢字や通常の大きさの仮名に変換される方針を採用する。

「個々」や「こゝ」等、繰返し符号は変換の結果現れるやうにする。

正かな的操作

WinAnthy では、現状打鍵方法の変更が不可能。以下で投入すべし。

作成手順

検索して得た多数の情報に依れば、以下の通り。元データは、テキスト版cannadic である。

mkworddic に這入つて以下を実行

結果、anthy.wdic が出来る。更に、mkanthydic に這入つて以下を実行

之で、anthy.dic 完成!

canna 辞書品詞一覧(抄)

外にも多数の品詞が在るが煩雑なので割愛。併しハ行四段活用動詞の品詞項目は何故か無い。

関聯頁

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