詞の玉垣 (題未定)

公開 : 2006/06/21 © 平頭通

随筆のやうなもの、の過去記事。

平成十八年六月十八日

我が親類に玄人漫畫家のをりし事ぞ知りたる。驚きて打ち急ぎ書店にて單行本を求めつ。

平成十八年六月十五日

ありがたうございます。御指摘に依り、国語改革の実質的な実行者の氏名を「保科孝一」に修正しておきました。修正前の誤は、コメントでマーク附けしておきます。

平成十八年六月六日

どうやら上記正字正かなサイトのくさなぎこよりさんは、此の『詞の玉垣』を御覧になられていらつしやつたやうです。ありがたうございます。絵がとてもお上手だと感心してゐましたら、イラストレータを生業としてお出でださうで、成る程と思つた次第。『紙捻』も拝見してをりますので、若し当方への御意見などあるやうでしたら、其方のサイトで公開してみて下さい。

平成十八年五月廿四日

其の名の通り、日本語の歴史を簡単に振返るには丁度いい感じの新書です。漢字の字体や、仮名の書体や、仮名遣や、国語国字問題の件については大幅に端折られてしまつてゐます。併し、書き言葉の文体や、話し言葉の発音の変遷などを知るには好適かと思はれます。

平成十八年五月十五日

近刊の漢字関係の本です。本文の一覧よりも、「常用漢字表の解説」に惹かれて入手した次第。併し乍ら、大体の流れは既に把握されてゐたりする。/「ナラカ出現の日」と謎めいた事を言つてみるテスト。

平成十八年三月廿一日

当方からの質問に快く御回答下さりありがたうございます。取り下げの件は、修正漏れ(更、あげ)も含めて再修正致しました。

「え」の字母に関しては、「衣」になるのですね。崩し過ぎの感がありますが、此のやうな仮名の在る事が理解できたのは勉強になりました。「やややや」に関しては、私も無理な解釈をしてしまつたのかと心配してゐました。ウェブで公開してゐて此のやうな御指摘があると大変嬉しく思ひます。改めて多謝。

実は跋文も電子テキストにしようかと思つてゐたのですが、あそこまで崩されてしまふと素人の私には無理です。

平成十八年三月廿日

"the view from nowhere(2006-03-18)"で貴重な御指摘を為されてゐますので、御礼方々、修正完了を御報告申し上げます。御指摘ありがたうございました。実は、冊子入手から電子テキスト公開まで、約一日しか費やしてゐません。あの量で此の程度の読み違ひなら、専門的課程を経てゐない私としては上出来ではなからうかと思ふ次第です。

御指摘の内、以下の点について解らない部分がありますので、後学の為にも、御教示願へると幸ひです。

わざのごとおぼえて (序2ウ 1行目)
「おぼえて」の部分は、私の場合「おぼしく」と釈字しましたが、三文字目の「し」は少々強引な感じがしてゐました。
三文字目を「え」とした場合、其の仮名の本体はどのやうな漢字が該当するのでせうか。
貴き事ぞやく〳〵わすれ行 (序2ウ 2行目)
「ぞ」の部分は、私は「盤」の草体として「は」の濁点と釈字しました。「ぞ」のはうが宜しいのでせうか。
「やくゝゝ」の内二文字目の「く」は単なる点に見えます。三四文字目は「くの字点」ですので、"JIS X 0208"に対応可能な「ゝゝ」で代用してゐます。
「行」は、私の場合、全て「に」に釈字してゐますが、慥かに「行」が相応しいと思ひます。
(四文字目の「を」は多分何かの拍子に脱落してしまつたのでせう)

其の他の補正釈字に異存はありません。

冒頭の件は、『古言梯』自体が楫取魚彦の著作だと云ふ意味合で「『古言梯』成稿」を追記しました。又、末尾は、山田常典の増補版を参照してゐますので、現物資料に記年は無いのですが、他の資料の記載に基づいて「弘化4年」に書換へました。修正元の釈字は全てコメントとしてあります。以上です。

平成十八年三月十六日

増補 古言梯標註
明和元年八月、楫取魚彦輯
寛政七年四月、平春海
享和二年四月、濱臣
弘化三丙午春、山田常助増補
東京書屋 文淵堂藏

探してゐた仮名遣関聯の古書を手に入れたので、記録しておきます。一語一語に、出典となる文書と其の引用が掲載されてゐます。

平成十八年三月七日

でも私は、仮に望まれない命であったとしても、この世界に生まれてきたかっただらうと思ふ。

上記引用は全く同意です。私から一言附加へませう。因果応報、原因と結果の法則は完全ですから、何かをしたらいづれの後には必ず其の報いを受けねばなりません。蒔いた種は刈り取られます。

平成十八年一月卅日

JISの文字集合を扱ふ委員をやつてゐた人と伺ひます。白川博士とは視点が異なりますが、漢字博士と呼ばれるに相応しい人物です。

平成十七年十一月卅日

待望の復刊、正字正かな文法解説書の最高峰。

平成十七年十月廿四日

「正字正かな派」のなすべき事は「仲間内で樂しむ」事ではない――。

何だか妙な事を野嵜さんが書いてゐます。ならば、私は私の遣り方で正字正かなの「啓蒙」を進めようと思ふのみです。ウェブ上に資料を揃へてゐる段階ですが、之からは段階的に話を進めて行きます。少くとも此のサイトを見て呉れる人は、「仮名遣の実践」だけでもじつくりと読んで頂きたいものです。

平成十七年七月廿二日

政府刊行物サービス・センターで、上記の冊子を入手した。平成10年6月の3刷なので、「人名用漢字」が現在のものとは異なつてゐる。慥か「送り仮名の付け方」(S48)が現行だつたと思つたけど、どうなつてゐるんだらう。

平成十七年七月十九日

大正時代の國字問題關係の資料が電子テキスト化されて、續々と公開。

一往、注意を喚起する為に書記しておきます。大正時代に限らず過去に公表された国字問題関聯資料を可能な範囲で提示して行かうと思つてをります。資料は出来るだけ一次資料を基に電子テキスト化してをります。唯、外にも有用な資料がウェブ上で公開されてゐるのも把握してをりますので、其れ等と共用して理解の一助とされるやうお願ひ申し上げます。

関聯頁

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