開拓使布達　一樺太地名文字制定

• 明治六年十一月

○十一月布達

樺太州各所地名ノ文字ヲ左ノ通相定但此外ノ地名ハ片假字ヲ以記載スヘシ

○十一月布達
樺太州各所地名ノ文字ヲ左ノ通相定但此外ノ地名ハ片假字ヲ以記
載スヘシ
　クシユンコタン　オホトマリ　チヘシヤニ　トウブツ　ヒカシトンナイ
　　楠　　溪　　　　大　泊　　　小　實　　 橈　淵 　　東　富　内

　サカエハマ　　ヒガシシラヽヲロ　ワアレ　ノホリホ　マクンコタン
　　榮　濱　　　　東　白　漘　　　輪　在　 登　穗 　　捲　　溪

　シツカ　　　ウシヨロ　　ホロコタン　　レヤトマリ　　ウルタカ
　靜　河　　　 鵜　城 　　　幌　溪　　　　禮彌泊　　　 得　高

　スヽヤ　　トマリヲンナイ　　ウンラ　ハツコトマリ　ニシトンナイ
　煤　谷　　　泊　居　内　　　海　浦　　函　　泊　　　西 富 内

　シラヌシ
　 白　主
    

出典

当該記事は以下の書籍より転載してをります。尚、同様の内容は国立国会図書館デジタルコレクションからも確認できます。

• 『開拓使事業報告　附録　布令類聚上編』明治18年11月、大蔵省「二百一」樺太地名文字制定

脚註

「ヒガシシラヽヲロ」の漢字表記三文字目は、三水に脣の「シ脣」と書きます。

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